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スタッフブログ

営業グループ

これで安心!エレベーターのメンテナンス

この頃ではすっかり朝夕も冷え込み、私の周りでも体調を崩される方が多くなってきましたが

皆さまお加減いかがでしょうか。

営業グループの小玉です。

 

私は毎年この時期になると贔屓のサッカーチームの結果に気が気でない日々を過ごしておりましたが、

今年はJ1昇格&ホームスタジアムでの20数年ぶりのタイトル獲得(J2優勝)という結果となりました。

昨年はJ1昇格に手を掛けたところで勝ちきれずに、国立競技場での昇格プレーオフで涙をのんだだけに

今年の結果には喜びもひとしおです。

 

来年以降は、決して昇格・降格を繰り返す『エレベーターチーム』にはならずに、J1に定着して

J1でのタイトル争いに加わってもらいたいものです。

 

ということで強引ですが、今回はエレベーターのメンテナンスついてのお話をしようと思います。

賃貸マンションでも概ね4階・5階以上はエレベーター付になることと思います。

エレベーターについては早期にメンテナンスが実施出来ればコストも抑えられ、長期の安定運用に繋がります。

エレベータの保守点検の契約は、大きく分けてフルメンテナンス契約とPOG契約の2種類となります。

2種類を表にまとめてみました。

 

契約名称 契約に含まれるサービス
フルメンテナンス契約 ・点検・給油・調整

・消耗品の交換

・小型部品の修理・交換

・大型部品の修理・交換

※意匠関係及び天災、火災、人為的な破損時の交換      に関しては除外されます。

POG契約(Parts Oil Greaseの頭文字) ・点検・給油・調整

・一部消耗品の交換

1.フルメンテナンス契約

フルメンテナンス契約は、エレベーターの点検・保守だけでなく、修理や部品の交換なども含まれる総合的な契約です。

主に日立製作所、三菱電機などエレベータ―を開発する系列の子会社が多く、自社系列のエレベータ―のみメンテナンスを行います。

◎メリット

 【安心感】定期的な点検と修理が含まれているため、予期しない故障や問題に対しても迅速に対応できます。

 【コストの安定】契約料金にすべてが含まれているため、予算計画が立てやすく

突発的な高額な修理費用が発生するリスクを避けられます。

 【部品交換や修理が含まれる】部品の交換や修理が契約内でカバーされるため

古い部品が壊れても追加費用を心配することなく対応できます。

◎デメリット

 【高額な費用】フルメンテナンス契約は、契約時の費用が高額になることが多いです。

特に使用頻度が低いエレベーターでは、コスパが悪く感じる場合があります。

 【不要なサービスの可能性】使用頻度が低い場合や、故障が少ない場合でも、

契約に含まれる点検やメンテナンスを受けることが求められるため、過剰と感じることがあります。


2.POG契約 (Parts and Oil Grease契約)

POG契約は、エレベーターの基本的な保守(油脂補充など)と部品交換に焦点を当て

故障が発生した場合に必要な部品やオイルの提供を行う契約です。

主に独立系の会社がメンテナンスを行いますが、独立系は基本的にどこの会社のエレベーターにも対応しています。

◎メリット

 【費用が抑えられる】フルメンテナンス契約に比べて、初期費用が比較的安価で済むため

予算が限られている場合に適しています。

 【必要なサービスだけを受けられる】あらかじめ契約で決められた範囲のサービス(部品交換や油脂補充)だけが提供されるため

過剰なサービスを避けることができます。

 【トラブル発生時に迅速に対応可能】故障や部品交換が発生した場合、特定のサービスにフォーカスしているため

迅速な対応が期待できます。

◎デメリット

 【高額な修理費用が発生する可能性】予期しない故障が発生した場合、修理に高額な費用がかかることがあります。

特に、故障が重大である場合、フルメンテナンス契約よりもコストが高くなることがあります。

 【点検内容が限られる】フルメンテナンス契約に比べ、点検や予防保守が十分でない場合があり

故障が予防できないリスクがあります。

 【突発的な修理対応が必要】定期的な点検が少ないため、エレベーターが故障するまで点検が行われないことが多いです。

これにより、故障が大きくなる前に早期に発見することが難しい場合があります。


まとめ

フルメンテナンス契約は、エレベーターが常に最良の状態で動作し続けることを重視し、すべての保守と修理をカバーします。

安心感があり、長期的なコスト管理が可能ですが、高額な契約費用がかかります。

一方で、POG契約は、必要最小限の保守と部品交換を提供することでコストを抑えることができますが

突発的な故障や修理が発生した場合、追加費用がかかる可能性があります。

どちらの契約が最適かは、エレベーターの使用頻度や予算、リスク管理の考え方によって異なります。

エレベーターの定期点検はマンション所有者としての義務であり、入居者に対して安心した住環境を提供することで重要なポイントです。

安全を最優先にしつつも、コストも考えながら賃貸経営できると良いですね!

 

 

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